ホーム | 古墳 | 城郭 | 旧跡ほか

楊谷寺谷戸横穴群 
ようこくじやとおうけつぐん

(神奈川県大磯町大磯・横穴墓群・県指定)
楊谷寺谷戸横穴群(神奈川県大磯町)
(2025.3テルゾウ撮影)
高麗山登山の際、登山道を離れた少しばかり下ったところに、楊谷寺谷戸横穴群が待っていてくれた。JR大磯駅からは歩いて1時間ほどだった。
大磯駅北の丘陵に、80群、500基超の横穴墓が密集している(大磯丘陵横穴墳墓群。出典は「神奈川県立博物館発掘調査報告書第18号」だが、平成元年の発行)。名称にある谷戸とは丘陵の浸食でできた、浅く細長い谷だ。谷戸のひとつに県指定の、4段で数十基の楊谷寺谷戸横穴群がある。
名称には楊谷寺も付いているので、お寺の境内にあるものと思っていたら、付近には見当たらない。帰宅後の調べで、楊谷寺は駅の南に存在しているので、楊谷寺谷戸は地名と思われる。2つある案内板の、写真にある古いほう(昭和57年)では住所の小字が楊谷寺谷だ(戸の文字は無く、この横穴墓群も…横穴群と墓が無い)。

古墳時代後期7世紀の築造で、天井が屋根形の家形横穴墓、奥に棺室を設けた棺室横穴墓など形態の変遷があるという。そして、一部の横穴墓はコンクリで補修してあるように見えた。
最後に、いままで見学した横穴墓群を参考までに。
長岡百穴古墳(宇都宮市) 十五郎穴横穴墓群(ひたちなか市) 頼母子横穴墓群(群馬県板倉町) 天神山横穴墓群(埼玉県滑川町) 吉見百穴黒岩横穴墓群(埼玉県吉見町)