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天神山横穴墓群 てんじんやまおうけつぼぐん (埼玉県滑川町福田3218-3ほか・横穴墓群・県指定) |
(いずれも2019.4撮影) |
砂利道をすすみ、この道で大丈夫なのか心配になりかけたところで、天神山横穴墓群の標柱を見つけた。標柱には「滑川町郷土かるた散策路」の添え書きがある。ネットで確認してみると、「て」の札は「天神山 古代を偲ぶ 横穴群」だった。 右上の写真の奧、標柱をさらにすすんだところが1号横穴墓だ。 案内板では、比企丘陵には吉見百穴をはじめ横穴墓群が多く分布しているという。天神山横穴墓群は丘陵の南西斜面、砂質泥岩を掘り抜いてつくられている。かつては5基が開口していて、いまはこの1号横穴墓1基のみ。幅、長さともに2.44mで、向かって右に掘り残しの棺台がある(右下の写真)。ただ、文化財の壁に何方かの名字が掘られていたのは残念だ。 平成2年に斜面一帯を地下電気(レーザー)探査をしたら、20数カ所の横穴墓が新たに確認されている。 1号横穴墓を左に回り込み小道を少しばかり辿ってみたが、素人目にもほかの横穴墓は見つけられなかった。 天神前1・2号墳(埼玉県滑川町土塩・円墳) グーグルマップには天神山横穴墓群の東200mほど、土塩交差点ちかくに天神前1・2号墳が掲載されていたので、寄ってみた。 墓地のちかくに盛り上がりはあっても、案内板、標柱ともに無く、どれが1号で2号なのかわからない。左の写真は、盛り上がり部分を撮っただけだ。 以下、余談。 ゼンリンとの契約上の問題なのか最近、グーグルマップから古墳に向かう小さな道が消えている。 |