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天丸山 てんまるやま 
2010.5(5時間☆☆個人)天丸橋→大山→倉門山→天丸山→馬道のコル→天丸山登山口→天丸橋

天丸山
天丸橋からは、天丸沢を何度も徒渉するが、石や木に赤ペンキやテープがあって迷うことはない。最後はジグザグの急登を登って、岩場に出たら大山山頂だ。山頂からは両神山、大ナゲシ、天丸山、そしてはるか西に雪を抱いた八ヶ岳が見える。
大山からは稜線上を県境尾根に出て、この周辺では最高ピークの倉門山を通過し、天丸山へ向かう。
天丸山の南面岩壁は垂直に近いが、手や足の置き場もあるので、片手で太いロープを掴みながら登っていった(左の写真)。ただ、浮いた小石もあって、人数が多いときは危ない。ロープの状況も気になるところだ。

三等三角点のある頂上から覗いた北面は、焼けただれた木が何本も残っている。平成7年の火事の跡だ。
復路は往路と同じ南面を下りて県境尾根まで戻り、馬道のコルへ向かう。コルから北への道は、天丸山の稜線を巻いていて道幅も広くなだらかな下りだ。登山口近くに来たら新しい林道が横切り、登山道が切れていたので林道に下りた。アカヤシオは時期が遅れているのか、数本咲いているだけだった。

帰りは宗四郎山への登山口を確認するために、天丸トンネルを通って埼玉県の中津川に抜けた。登山口は山吹トンネル手前にあったが、広河原沢沿いの林道がとても荒れている。群馬県側は舗装されているのに…。