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那須岳 なすだけ 
2010.6(5時間50分☆☆個人)那須ロープウェー山頂駅→茶臼岳→峰の茶屋跡避難小屋→朝日岳→隠居倉→三斗小屋温泉→那須岳避難小屋→峰の茶屋跡避難小屋→那須ロープウェーP

朝日岳(那須岳)
ロープウェー乗り場には8時に着いたが、営業は8時半から。始発に乗って5分ほどで茶臼岳の9合目に着く。
山頂駅から、砂礫の歩きにくい斜面をしばらく登る。茶臼岳の山頂が近づくとゴロゴロした石の道になる。山頂には那須岳神社の祠があり、噴火口を一回りして峰の茶屋跡避難小屋に向かう。茶臼岳の北斜面には、岩が黄色くなり煙が出ている箇所があった。朝日岳を見たら、稜線を登っている登山者が小さい。峰の茶屋跡避難小屋の周辺は、強風で有名だが今回は風が無かった。

朝日岳への登りは、剣ヶ峰を巻いて、鎖場のある岩場を登っていく。鎖は新しいものに付け替えられていたが、必要性は感じない。頂上から隣の茶臼岳がよく見える。
朝日岳からは、熊見曽根で三本槍岳への道を分け、三斗小屋温泉へと向かう。隠居倉まで足を伸ばす人は数人いても、先の三斗小屋温泉までは、あまりいないようだ。隠居倉からは、急な下りだった。下方に見えた煙は三斗小屋温泉の源泉のもので、硫黄臭が漂っている。源泉から温泉までは、歩きやすい整備された道だった。

三斗小屋温泉には、煙草屋と大黒屋という2軒の温泉宿がある。昔ながらの造りで、懐かしい感じがする。2階の手すりには、布団や浴衣が干してあった。
三斗小屋温泉から、峰の茶屋跡避難小屋まで最後の登りである。延命水で喉を潤し、那須岳避難小屋に寄ったりしたので、多少は時間がかかると思ったが、1時間のコースタイムが35分もオーバーしてしまった。なお、避難小屋周辺には、猿が出るらしい。石や物を投げ、驚いた登山者の荷物をねらうのだ。峰の茶屋跡避難小屋からは、なだらかな道だった。
(写真は、茶臼岳の下りから見た朝日岳付近で、左下は峰の茶屋跡避難小屋。)