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氷雨塚古墳 ひさめづかこふん
(秩父市久那・円墳)
氷雨塚古墳(秩父市久那)
(いずれも2020.12撮影)
蛇行する荒川に架けられた柳大橋を渡ったら、まもなく氷雨塚古墳であった。出会った住民の方に古墳見学と伝え、「ゆっくり見ていって下さい」と有り難い言葉をいただく。
ただ、この氷雨塚古墳には案内板が見当たらず、情報を得られない。

氷雨塚古墳(久那)の石室、荒川越しの武甲山(秩父市)手前に狭い生活道路があって、写真にある2本のポールは裾を車で削らないための配慮と思われる。
径は15m超ほどだが、見た目10mくらいか。そして、横穴式石室を探すのに手間取ったのは、天井石(写真では墳頂石祠の左下にある大きな石)の下の、開口部の狭まさである。
墳丘には河原石がゴロゴロしていて、石室内部の床までゴロゴロだ。ちかくを流れる荒川から、石材は容易に調達できたのだろう。
墳頂から周囲を見渡せば、武甲山を間近に眺められた。ただ、電線が邪魔をするので、古墳よりさきの撮影ポイントで、荒川越しに撮った。

この氷雨塚は秩父市久那の円墳。秩父地方には氷雨塚と名付けられた古墳が多いので、お間違えのないように。
見学したなかでは、円墳大塚古墳金崎古墳群の3号墳と天神塚古墳、飯塚・招木古墳群のいずれかの古墳も氷雨塚とも呼ばれている。