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一本松古墳群3号墳 いっぽんまつ…
(佐久市下平尾2681 南パラダ・円墳)
一本松古墳群3号墳(佐久市)
(いずれも2019.8撮影)
耳取大塚古墳から三河田大塚古墳に向かう際、道路沿いのデジタル温度計は31度だったが、この3号墳のあるハイウェイオアシス・パラダ付近では道端に、コスモスが咲いていた。パラダは上信越自動車道の佐久平PAに直結したスキー場で、シーズンオフには子ども向けアトラクションで親子連れを呼び込んでいる。
パラダは広いので場所がわからない。作業をされている方に古墳の場所を尋ねたら、「イタリアンレストラン奧の階段を上って右側に。穴が開いているだけで期待しないほうが…」と。

墳丘は雑草で被われていても、アカツメクサやシロツメクサが彩りを添えていた。案内板はステンレスで、真夏の日射しが反射して読みづらい。
一本松古墳群3号墳の石室(佐久市)3基の円墳で構成される一本松古墳群は7世紀後半から8世紀初頭に築造されたという。
標高825mにある、径9m、高さ4mの小さな円墳には、羨道の長さ2m、玄室2.3mの横穴式石室がある。そして、土器や鉄器のほか、数人分の人骨が出土している。
帰りは佐久平スマートICを利用し、ららん藤岡に寄ったら気温35度。4度違いの佐久とは、比べものにならない猛暑だった。