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米山 よねやま
2009.4(2時間30分☆個人)水野林道終点→しらば避難小屋→米山(ピストン)

 
日本に3つしか残っていない原三角測点を確認のため、日帰りで米山を訪れた。往路は関越自動車道で、復路は上信越自動車道を通った。距離にして約600キロ、8時間あまりの長旅でも、休日だったので高速料金は片道千円だ(当時のお話です)。

柿崎インターを下りて、水野林道の終点へ向かう。カーナビはなぜか途中で音声案内を終了し、ウンともスンとも言わない。画面を見ながら、ゴール地点へと車を走らせた。
登山口から少しで、カタクリの群生地だ。花の時期はすでに遅く、遅咲きの花がチラホラ。その先の登山道には、淡いピンクのショウジョウバカマと蕾のイワカガミがあった。そして、階段の多い登山道を登って、下牧からの道と合流し5分ほどで、しらば避難小屋に着く。この避難小屋は、6畳ほどのブロックづくりの建物だが、ドアや窓が無く、避難したくない小屋だった。
ここからは一度下り、柵のついたヤセ尾根を登る。雪解け水の流れる、U字に削られた道をしばらくすすめば、りっぱな米山山頂避難小屋があって、山頂は間近だ。山頂は賑わっていたが、雪国らしくスキーのストックを手にしている登山者もいた。

原三角測点(米山)原三角測点(左の写真)は階段を上がった、米山薬師に向かって左隅にあった。白髪岩のものと比べると、台座とてっぺんの×印が無い。
米山薬師の裏にはトイレがあり、ポンプを踏むと少しだけ水が流れた。山頂から展望方位盤までの道には、まだ雪が残っていた。そして、春霞で遠くの景色がぼんやりしていて、佐渡が見えないのが残念!
駐車場に戻ったら10数台駐まっていて、溢れた車は林道に…。ほとんど新潟、長岡ナンバーだった。避難小屋にあった登山者名簿を見ても、新潟県内の人が多く、地元に愛されている山のようだ。
(大きな写真は展望方位盤の付近から撮った。写真の左が米山山頂避難小屋、右が米山薬師。)