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帳付山 ちょうづけやま 2014.4(7時間15分☆☆☆個人)
天丸橋→社壇乗越→馬道のコル→帳付山→馬道のコル→倉門山→天丸橋

帳付山の地図・山頂標識ゴールデンウィークは人混みを避けて、西上州の山へ出かけている。実際、出会った人は、帳付山で1人、天丸橋で1人だった。
アカヤシオは、社壇乗越の先に数本、ほぼ満開の状態で咲いていた。帳付山へ向かう岩場は、まだ蕾の状態だ。

社壇乗越から帳付山をピストンする予定でも、天丸橋に着くと「全面通行止」の標識。たしかに折れた木の枝や落石、残雪などがあるので、天丸橋に車を置いて林道を歩いた。
社壇乗越から馬道のコルまでは、なだらかな登りで歩きやす登山道だが、2月の大雪の影響が至るところで見られた。倒木だけでなく、沢から流れた残雪が道をおおい、馬道のコルまでに五カ所雪面をトラバースすることになった。
馬道のコルからは、痩せた尾根をアップダウンしたり、岩場を回り込んだりしながら、帳付山へ向かった。最後の長い急坂を登りきると山頂(左の写真)だが、樹林のなかで展望がない。西端の岩棚からは近くに、諏訪山が見えた。

天丸沢の雪渓(帳付山)帰路は、倉門山経由で天丸橋に戻ったが、この選択は後で後悔することになる。
倉門山の先、天丸橋下降点から大山分岐までは、順調に下りられた。ところが天丸沢は至るところで雪に埋まっていて(右上の写真)、道が分からない。岩に着いているペンキも雪渓の下だ。
GPSを頼りに天丸橋に向かって沢を下っていったところ突然、雪を踏み抜いて落下してしまった。落ちたところが石の上だったので濡れずにすみ、幸い怪我もしなかった(右下の写真で、溶けた水が流れている)。
4年前のいまごろ、天丸橋から天丸沢経由で、大山、天丸山を周遊したが、天丸沢に雪は全く無かった。2月の大雪の影響はまだしばらくは続きそうだ。天丸沢を通っての登山は、しばらくは止めたほうがよいと思う。