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巻機山 まきはたやま
2009.8(8時間30分☆☆個人)桜坂P→(井戸尾根)→前巻機→避難小屋→巻機山→最高地点(ピストン)

巻機山・避難小屋・ヌクビ沢待ちに待った晴天だ。舗装された立派な桜坂駐車場に着いたのは7時半。すでに、駐まっていた20台ほどの車は、ほとんど県外ナンバーだった。さすが百名山だ。
天狗尾根・ヌクビ沢コースは「(初心者)入山禁止」の看板があった。初心者の文字は後から個人が意図的に付け加えたようだ。沢コースは危険と聞いていたので、迷わず井戸尾根コースを選択した。

井戸尾根コースは、7合目までは樹林帯をいく。粘土質の土と木の根で滑りやすい。6合目では北面の展望があり、天狗尾根の稜線やヌクビ沢(3枚目の写真)がよく見えた。沢を登っている登山者がいるかと注意したが、肉眼では確認できなかった。
8合目から前巻機までは、ガレた斜面に木の階段が付いていて歩きやすいが、日陰がなく陽射しが刺すようで、暑さのためバテてくる。前巻機から少し下り、避難小屋(2枚目の写真)に着いた。
この小屋はいままで訪れた避難小屋のなかでは、一番きれいだった。泊まりたいくらいだ。室内には個室トイレが2つあって、それぞれ男子の小と洋式便器、そして自転車のようなものがあった。バイオトイレなので、用をたした後はそれにまたがり、ペダルを前に20回、後ろに10回こいで、おがくずをかき回すようになっている。カンパは100円だった。

避難小屋から一登りすると巻機山山頂で、途中には水の溜まった池塘がいくつかあった。山頂の標識があるところ(御機山)から、牛ヶ岳手前の最高地点(1967m)まで行ってみた。道が少し広くなって石が積んであった。
復路は、来た道を戻った。避難小屋で休んでいた2人づれは、ヌクビ沢を6時間かけて登ったという。女性は、長靴を履いていた。下山の際には、雨で濡れていた登山道で何回も滑ってしまった。
そして、帰りに小学校から200mほどの、山田屋商店で「八海山」を地元価格で求めた。