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櫛形山 くしがたやま 2010.5(5時間10分☆☆個人)田中澄江登山碑→林道→中尾根登山道→祠頭→櫛形山→裸山→アヤメ平→北尾根登山道→田中澄江登山碑 |
櫛形山は山梨百名山で日本二百名山。甲府方面から西に南アルプスを望むと、手前の細長い形をした山が櫛形山だ。 登山道は5つもあって、手軽に登れるのは池の茶屋林道から。今回は2カ所の避難小屋を周遊するので、中尾根から登り北尾根を下るコースだ。 田中澄江登山碑(上の写真)そばに車を駐め、曲がりくねった林道を40分ほど歩く。そして、中尾根登山道に入り、カラマツの多い明るい林のなかを登っていく。徐々に急になり、ジグザグを何度か繰り返しながら祠頭に。 祠頭には、2000年に建て替えられた、ほこら避難小屋がある。周辺はキャンプ場になっていて、トイレもあった。 祠頭から櫛形山へ向かう。すらりとしたカラマツとは違って、あちこちに幹を伸ばした、面白い姿をしたカラマツの大木が観られる。原生種らしい。また、周辺の木々にサルオカゼ(中の写真)がびっしり付き、風になびいている。 櫛形山の頂上(下の写真)は、南東方角だけ開けているが、気温が高く霞が掛かった状態で富士山は見えない。頂上からバラボタン平まで戻り、裸山に向かう。裸山の斜面はアヤメ群生地になっているので、道の両側にロープが張ってある。近年、シカの食害のためアヤメが激減しているそうで、ネットで囲まれた場所もある。 下りの北尾根登山道は、尾根上から見て右側斜面に沿って付けられている。中尾根に比べて傾斜は急で、落ち葉で滑りやすく、階段になっている箇所もある。登山道脇には、イカリソウもあった。 |