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雲取山 くもとりやま 
2009.5(6時間20分☆個人)日原林道終点手前→大ダワ林道→大ダワ→雲取山荘→雲取山→小雲取山→富田新道→吊り橋→日原林道終点手前
 
原三角測点を訪ねて3つ目の山、雲取山に行きたいと思っていたら短時間で周遊できるコースがあった。ただ、所有している地図ではゲートがあり、「一般車通行禁止」だ。でも、ネットの情報ではゲートは開いているらしい。

大ダワ・雲取避難小屋・吊り橋(雲取山)やはり、雲取山へ向かう日原林道のゲートは開いていた。帰りを考えて車を富田新道入口に置き、大ダワ林道入口まで日原林道を歩く。大ダワ林道はよく踏まれた、なだらかな歩きやすいトラバース道だ。左下に流れる沢からの風が気持ちよい。2時間半ほどで、大ダワに着く。ココから男坂、女坂に分かれるが、前者を採った。廃墟と化した雲取ヒュッテの側には今回、唯一のシャクナゲが1本、見事に咲いていた。
雲取山荘から雲取山までは林のなかの急登で、登山道を外れないようにロープが張ってあった。鹿を駆除するため罠を仕掛けてあり、そのせいかも知れない。
雲取山の山頂は、埼玉県と東京都の標識が2つあった。そして、お目当ての原三角測点も一等三角点の側にあったが、登山者の多くは標識まえでの記念撮影に忙しい。
帰路に山頂から少し下った、雲取避難小屋のトイレを使用した。個室の壁には注意書き「冬季はこのトイレは大便禁止です。雲取山荘脇の公衆トイレで」が貼ってあった。避難小屋と雲取山荘はかなり離れているし、雪もあるので、緊急時はどうするのかな。

下山に使った富田新道は、倒木が多く、笹も枯れていて荒れている感じがした。急坂で滑りやすく、雨天時の下山は危険であるという印象をもった。
沢音が大きくなると、吊り橋が見えてくる。かなり揺れながら渡り終えて、しばらく滝を眺めていた。日原林道までは登りになるが、この区間だけ道が整備されていた(滝見学の人のためかも)。
(はじめの大きな写真は雲取山山頂で、左から一等三角点、原三角測点案内板、原三角測点。案内板と原三角測点の間の後方に補助点が写っている。小さな3枚組みの写真は上から大ダワ、雲取避難小屋、吊り橋。)