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甲子山 かしやま 
2013.6(6時間10分☆☆個人)甲子トンネル入口→猿ヶ鼻→甲子山→
坊主沼避難小屋→坊主沼→甲子山→猿ヶ鼻→甲子トンネル入口

甲子山は那須連山の北に甲子山・坊主沼・地図あって、三本槍岳方面からの縦走もできる。
今回は甲子山の先にある坊主沼まで訪れるコースだ。なお、地図の坊主沼は赤い足跡の右に表記されているが、左側だ。
まず、甲子トンネル入口にある管理棟の裏から歩き始めた。甲子温泉からの道と合流して、ジグザグに高度を上げていく。
猿ヶ鼻辺りからしばらくは傾斜はなだらかだ。そして、甲子峠からの合流地点を過ぎると、トラロープの下がった急坂をひと登りしなくてはならない。

山頂は270度の展望が開けているが、近くにそびえる旭岳(赤崩山とも)さえも雲のなかで、帰りに期待して坊主沼へ向かった。ガレ場の下りにはウスユキソウが咲いていた。荒れて湿っている、樹林帯の道に入れば、マイズルソウやギンリョウソウがたくさん見られた。
平成20年に立て替えられた坊主沼避難小屋は、まだ木の香りが漂い、正面のアルミ製の扉が光っていた。板の間に座布団、布団、毛布もあり、トイレが無いのが残念だ。
避難小屋の側の低地に雪渓が残っていたが、坊主沼ではなかった。避難小屋の少し先を右に戻るようにいくと、思っていたより大きな坊主沼(下の写真)が出現した。
数本の水芭蕉が水面から顔をだし、モリアオガエルの卵らしきもの?もあった。

復路は、沼の脇の荒れた道を進んで登山道に合流した。甲子山まで戻れば、ちょうど12時。昼食休憩をしているうちに、三本槍岳方面の雲もとれて、周りの山々が見えてきた(上の写真。背景は旭岳)。ただ、ハエがうるさく、虫除けスプレーの効果はあまりなかった。