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白山 はくさん 
2011.8<1日目>(4時間20分☆☆会)別当出合→中飯場→甚之助避難小屋→黒ボコ岩→室堂センター <2日目>(6時間5分☆☆会)室堂センター→御前峰→室堂センター→トンビ岩→南竜山荘→甚之助避難小屋→中飯場→別当出合

<1日目>
お昼すぎ、関東から8時間かかって登山口に着いた。バスを下りて身支度を調えていたら、空からポツポツと…。天気予報は雨なので、覚悟はできていたが、テンションは下がる。仕方なく雨具を着て、ザックカバーを掛ける。

登りは砂防新道を選択した。道はよく整備され歩きやすい。中飯場のトイレの軒下で雨を避けて小休止してから、甚之助避難小屋に向かった。雨はますます強くなり、登山道が川のようになっていた。
甚之助避難小屋は新しく(2010年築)、電気が引かれてトイレは水洗だ。板の間には、カーテンで仕切られた更衣室もあった。
相変わらず雨足は強い。登山道にそって、色とりどりの花が咲いていた。天気がよければ気持ちよく歩ける道なのに、足元にだけ注意しながら、黙々と歩いた。
黒ボコ岩を過ぎて弥陀ヶ原で平らな道になり、最後にひと登りして宿泊予定の室堂に着いた。

<2日目>
ご来光は期待できないが、5時前に御前峰(右の写真)に向けて出発した。見上げれば、先を行く登山者のヘッドランプの光が点々と続いていた。
30分ほどで御前峰に着いても、辺りは一面の霧だった。風もあるので、霧が流れて南側の上空が一瞬明るくなった。
頂上からの展望は無いので、写真だけ撮って室堂へ下りていった。すると、霧が晴れてきて、室堂センターの赤い屋根が見える(左の写真)。ヘリコプターも飛んできて、荷揚げ作業が始まった。

室堂センターで朝食を食べて、帰路はトンビ岩コースを下りた。別山方面の展望を楽しみながら、南竜山荘に向かった。
南竜ヶ馬ビジターセンターのトイレは新しく、水洗のうえ暖房便座だった。南竜山荘では工事が始まっていて、べつのヘリコプターが資材を運んでいた。花がたくさん咲いていたので、写真を撮ったり、名前を確認しながらゆっくり下山した。
帰りは白峰温泉で汗を流し、昼食には「山菜ソバ」と間違えて注文した、くずし豆腐とあぶらげの入った「菜さいそば」を食べて帰路についた。