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鍋割山(赤城山)なべわりやま 
2011.1(3時間25分☆☆個人)姫百合P→荒山高原→鍋割山(ピストン)

冬の鍋割山は初めてで、姫百合駐車場から歩き始めた。10年ほどまえのツツジの咲くころ、道を横切って登ったような気がしたので、道路を挟んで駐車場の向こう側から登り始めた。
足跡があり、ピンクリボンもある。しかし、途中で足跡は消えて、目指す鍋割山とは反対方向に向かっているように思えたため、車道に下りて駐車場まで戻った。そして、駐車場の脇から10mほどのところに、「荒山高原入口」の標識を見つけた。工事中の看板もあるが、皆さん、ここから取り付いているようだ。

雪が踏み固められた急坂なので、滑って歩きにくい。さっそくアイゼンを付けると楽に登れる。展望の広場分岐からは、いったん下って平らな道になる。それから少し登ると、石のごつごつしたジグザグの道になり荒山高原に着く。ここで道は荒山と鍋割山に分かれるが、荒山に向かう人は少ないらしく2、3人の足跡しかなかった。
荒山高原から鍋割山までは、日当たりがよく雪が溶けて土が出ているところもあった。途中のピークからは、鈴ヶ岳地蔵岳、荒山がよく見える(上の写真)。
鍋割山山頂(下の写真)にある温度計は4℃。期待していた展望は、気温が高いため前橋市街は霞んでいたが、遙か彼方の筑波山と富士山が、同じように見える高さで佇んでいた。
 
鍋割山は南斜面にあり標高も低いが、思ったより雪があった。危険箇所もないので、雪山入門として最適な山だと思う。登山者の足元は、アイゼンを付けた登山靴が多かったが、長靴やスノーシューも見受けられた。そして、運動靴には驚かされた。