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安達太良山 あだたらやま 
2011.6(6時間☆☆会)野地温泉→鬼面山→箕輪山→鉄山避難小屋→鉄山→安達太良山→表登山道分岐→薬師岳→あだたら高原スキー場→奧岳温泉

沼ノ平(安達太良山)
安達太良山はふつう、あだたら山ロープウェイを利用して登られる。今回は北の野地温泉からの縦走コースだ。高木がないのでコースを遠望でき、また前回、訪れたときは霧に隠れていた荒々しい火口を見られ、楽しい山行になった。

野地温泉ホテル脇の登山口から、ブナ林のなかを緩やかに登っていった。白のミツバオウレン、ピンクのイワカガミ、そして薄紫のスミレが咲いていた。また、雪渓もありキックステップで足場を造りながら歩いた。
鬼面山まで登れば、北に吾妻連峰の山々が、西に磐梯山が霞んで見えた。箕輪山は安達太良連峰の最高峰で、滑りやすい粘土質の土と生い茂った笹で苦労した。
鉄山避難小屋は、丈夫な造りで内部にある板張り部分もきれいに使われていた。窓は、冬期に出入り口になるらしい。トイレや水場がないのが残念だ。風は吹いているが、寒くはないので外で昼食にしたら、どこからともなく汚物のにおいがして場所を移動した。

避難小屋から鉄山はひと登りで、石に赤と白の◎印がしっかり付けられていた。濃霧時での、沼ノ平(写真)への転落防止かもしれない。
そして、鉄山の西を巻く。右手に沼ノ平の火口を見ながら馬ノ背をいき、牛の背をなだらかに登ったら安達太良山の山頂に着いた。
山頂からは、あだたら山ロープウェイの山頂駅を目指すが、ロープウェイには乗らずにスキー場方面に下りた。わらびや根曲がり竹が出ていた。