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流石山・大倉山・三倉山 
ながれいしやま・おおくらやま・みくらやま 
2011.7(6時間30分☆☆会)ヨロイ沢付近→大峠→流石山→大倉山→三倉山→唐沢山→三倉山登山口→神社

三倉山
今回の山行は、裏那須三山の縦走だ。
戊申ノ役の古戦場である大峠までは歩きやすい道で、左に三本槍岳への道を分けて、右の流石山へ向かう。

ニッコウキスゲが斜面のところどころにあった。大部分はつぼみなので1、2週間後には、見事な景色が見られそうだ。
ほかに、ウラジロヨウラク、ウサギギク、アカモノ、ウスユキソウ、ハクサンフウロ、カラマツソウ、ハクサンチドリ、サラサドウダン、ハクサンシャクナゲなど、たくさんの花々が見られた。この斜面は、那須連峰随一のお花畑らしい。
晴れ時どき曇りの天気だったが、南の那須岳方面の展望は無かった。大倉山の山頂にいた2人の若者は、峠の茶屋から来たという。大倉山から三倉山までは、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、コケモモが目を楽しませてくれる。

普通は三倉山から往路を戻るが、山の会が用意したマイクロバスの利点を生かして、唐沢山経由で下山した。
標高差1000m以上の下りは、急坂の連続で気が抜けない。樹林帯は風が通らなくて蒸し暑く、立ち止まると汗が噴き出してくる。木の根が出た滑りやすい道を2時間以上かけて下りた。
先頭の人たちは、ヘビを3回見たという(うち2匹はマムシ)。そして、三倉山登山口のちかく、林道沿いの山イチゴを食べてみたら思った以上に甘かった。
(写真は三倉山への縦走路で、右下の小さな写真が山頂。)