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 峠の小屋
雁坂小屋 (2006.10テルゾウ撮影)
雁坂小屋
雁坂小屋は、雁坂峠から10分ほど下った稜線上にある。雁坂トンネルができたおかげで近くの沢が枯れ、水はいまでは遠くから引いている。
昼食時だったので小屋を使わせてもらったら、日本三大峠の貼り紙が目についた。そして、利用料ナシは、突っ慳貪にみえる小屋番さんを、木訥な好人物にした。
小屋の側にあるオトイレ(の写真)は、登山道のうえにあるよ。なんかヘンナ感じだが、掃除は行き届いていた。


十文字小屋 (2007.5テルゾウ撮影)
十文字小屋古くても、管理はシッカリの十文字小屋だ。当日は「シャクナゲを愛でる会」でも、シャクナゲの花は十文字峠ではまだ開花してない。登山道では見られたのに…。 
小屋の周辺は入り口を除いて、緑のネットで囲まれていた。シカの害を防ぐためかな?
下山途中に、缶ビール2ケースとギターを背負った方に出会った。今宵の主役は日帰り登山者のために、その場で自作の曲を歌ってくれた。


雁峠山荘 (2009.7撮影)
雁峠山荘登山道からちょっと竹藪をかき分けると、無人の雁峠山荘だ。
この山荘は10数年まえに、一個人が修理したがその後、手が入っていないらしく、入り口横には貼り紙…「老朽化のため緊急以外は使用しないように」。
一階は土間、2階の宿泊スペースには何枚かの毛布が下がっていたが、床が抜けそうで、お金を払ってもお近くの笠取小屋に泊まったほうがよい。

酉谷避難小屋 (2009.10撮影)

酉谷避難小屋登山口や分岐の標識に、「酉谷避難小屋は、土台崩壊の危険性があるため、しばらくの間使用できません」とあった。
酉谷峠直下の斜面に築かれた土台は、一部がシートに覆われている。水場があるからココに建てたのだろうけど、場所が悪すぎる。
ドアを開けたら通路の左に板の間があって、奥のドアの先はオトイレだ。
旧酉谷小屋なお、三又に向かって30分ほど下った沢沿いには、前身の
旧酉谷小屋右の写真)がある。
<追記>
酉谷避難小屋は2010年1月に修理を終えて、再び利用できるようになった。


大弛小屋(2010.8撮影)
大弛小屋、大弛峠標高が2300mを超える大弛(おおだるみ)峠(の写真)には林道が通じていて、金峰山も日帰り登山ができる。
大弛小屋は峠から夢の庭園方面に少しばかり登った、林のなかに佇む。ベンチでは賑やかに談笑していたが、よく聞いたらある登山者が観光客相手に自慢話を垂れていた。
ただ、車で行けるので宿泊する者は少ないのではないか、せめて一杯300円のキーコーヒーを賞味しよう。テント場には3張りあった。

三伏峠小屋 (2017.8テルゾウ撮影)
三伏峠小屋、三伏峠
日本一高い峠の、三伏峠にある三伏峠小屋。ハンガーは一人2つ、寝具はマットレスと毛布3枚だった。薄い毛布をマットレスの上に敷き、残りの2枚を掛ける。
夕食は5日間煮込んだ有名なカレーを期待していたら、いろいろなおかずの寄せ集め。ビールは冷えてなくて500mL800円、350mL600円。7時半消灯の4時半朝食はちょっとお早い。
近くのテン場には、小さめのテントが20張りほどあった。