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浅間山古墳 せんげんやまこふん (高崎市倉賀野町313ほか・前方後円墳・国指定) |
(いずれも2019.2撮影) |
高崎市は倉賀野町の、烏川左岸の台地上に倉賀野古墳群がある。手持ちのデジカメでは浅間山古墳の全景を写せないのもそのはずで、大鶴巻古墳より大きくて全長は171.5mもある。群馬県内では太田市の天神山古墳の210mに次ぎ、築造は4世紀後半だ。 古墳群をともに代表する浅間山古墳と大鶴巻古墳は、墳形がとてもよく似ているのに驚かされた。周堀も含めて、かなりの面積が耕作地になっているのも同じだ。(国指定なのに、こんなに畑にして大丈夫かな…と調べていたら、この大きな古墳は個人の所有とわかった。)ただ、大鶴巻古墳と比べ雑然とした感じがするのは、墳丘を被うシノダケの存在だ。 別名、倉賀野町1号古墳の墳頂に至る道には、葺石と思われる小さな自然石が散らばっていた(右の写真)。葺石はあるが、埋葬施設はまだ発見されていない。周堀からは土師器、墳丘からは円筒埴輪が出土している。 見学を終えて帰り掛けたら、親子連れが後円部に上っていった。お父さんはスマホ、男の子はタブレット片手に。親子して古墳見学なの? <参考HP> 高崎市>浅間山古墳 |