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 天神山古墳 てんじんやまこふん
(太田市内ケ島町1606−1ほか・前方後円墳・国指定)
天神山古墳(太田市)
  (2019.8撮影の円筒埴輪を除き、2017.10撮影)
 『ぐんま広報』2017年8月号の特集「古墳大国ぐんま」に、太田市の天神山古墳も掲載されていた。この前方後円墳は全長210mで、東日本最大の規模とあった。
渡良瀬川系の川原石が葺かれていた墳丘は三段築成で、二重の周堀が巡っている。別名、男体山古墳は5世紀前半の築造と考えられ、近くには女体山古墳がある。

天神山古墳の登り口、後円部の三等三角点、円筒埴輪(太田市)実際に訪れたら生い茂る木々が邪魔をして、東日本最大を実感するのは難しい。
専用駐車場から堀の跡らしい、刈られた草地を進み、鳥居のところが登り口だ。左下の写真は、三等三角点がある後円部から前方部を望んだもの。右下は群馬県立歴史博物館の企画展で撮影した円筒埴輪で、黒斑があるので野焼きされ、等間隔の突帯からは畿内との繋がりを窺えるという。
なお、大王クラスの長持形石棺があったらしいが、残念ながら破壊されてしまった。
<参考HP>
太田市>天神山古墳