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川角古墳群 かわかどこふんぐん (埼玉県毛呂山町川角・38基の円墳)
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見学日は午後から雨の予報で、9時まえに訪れたがすでに小雨模様である。資料館の敷地内にある西戸2号墳を見学して、北に向かう道は鎌倉街道(上道、かみつみち)だった。街道は川角古墳群を南北に横切っている。 十字路には小さな円墳があって、墳頂に庚申塔が立っていた(右上の写真)。諏訪の森の庚申塔である。 特別支援学校を右にみて、延慶(えんぎょう)の板碑に向かう。周りには径10mから15mほどの古墳がいくつもあって、7世紀はじめから半ばにかけて築造された群集墳だ。大刀、腕輪などが出土していて、埴輪は無い。 学校の敷地内にも古墳があると思ったら、土管が入っていた(右中の写真)。土管くぐりなのか。 ちかくの崇徳寺跡に立っていた延慶の板碑は、昭和37年に移設された。埼玉県立歴史と民俗の博物館(さいたま市)に展示の板碑はレプリカばかりで、林に佇む大型板碑は素晴らしかった。 延慶の板碑を後に、道路沿いのところどころにある円墳(右下の写真)を眺めながら北にすすむ。支援学校とグラウンドを分ける道はさきほどの鎌倉街道だ。 グラウンドのフェンスが切れた辺りで右に折れ、畑のなかの大類積石塚古墳を撮影していたら、大粒の雨が落ちてきた。急いで資料館に戻り、時間を確認したら出発して1時間も掛かっていなかった。 資料館は借りた資料も展示しているとの理由で撮影禁止、入館は無料だった。 <参考HP> 毛呂山町>崇徳寺跡と延慶の板碑 |