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冑塚古墳 かぶとづかこふん
(東松山市下唐子・円墳)
冑塚古墳(東松山市)
(2019.1撮影。出土品は2019.6、うち琥珀製棗玉は2024.11)
下唐子(しもからこ)古墳群の2号墳で墓地が迫っているので、古墳だけ写るように撮った。
1号墳の御嶽山古墳から南へ200mのちかさでも、場所がわかりにくい。丸木美術館の道案内標柱のあるところを入った左手にあるが1本先、川原石の土止めがある道のほうがよい。ただ、写真は墳丘がよりわかる道案内標柱のほうから撮った。竹林も迫っていて、墳丘には竹の切り株がいくつかあった。
冑塚古墳の副葬品(東松山市)東松山市埋蔵文化財センターの展示パネルによれば、冑塚古墳は径37m、高さ5mの2段築成。
6世紀後葉に築造されて、全長が7.7mの横穴式石室からは多くの装身具、馬具が出土し、埋蔵文化財センターで展示してある(出土品は市指定)。
黄色い枠の写真は、さきたま史跡の博物館の企画展で撮った琥珀製棗(なつめ)玉。

冑塚古墳も御嶽山古墳と同様に標柱、案内板ともに無く、現地では情報を得られない。下唐子古墳群では3号墳の若宮八幡古墳が県指定だけのことはある。
後背地にも古墳があるようなので、木々のなかへ分け入ってみた。しかし、土の盛り上がりはあっても確証はなかった。
<参考HP>
東松山市>冑塚古墳出土品