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赤羽台第3号古墳石室 あかばねだい…
(東京都北区十条台1-2-1 中央公園内・円墳)
赤羽台第3号古墳石室(東京都北区)



















     (いずれも2019.1撮影)
王子に用事があって、飛鳥山1号墳とセットで訪れた。
埼京線の十条駅から、赤羽台第3号古墳の横穴式石室がある北区の中央公園までは、ちょっとした散歩だ。
中央公園はとても広いので、文化センターが目印になる。センターよこに、昭和57年の東北新幹線工事まえの発掘調査で見つかった、石室が移築されている。
北へ向かう新幹線は赤羽駅あたりを過ぎて地下に潜るが、地上部は赤羽台第3号古墳ほかが発見された星美学園だ。
案内板では、海浜の自然石を用いた石室からはガラス玉、鉄鏃(てつぞく)などのほか、人骨もでている。海浜の自然石とは、小穴がいくつも開いている房州石かな。同じ石を最近、将軍山古墳展示館(さきたま古墳群)でみた。小穴は貝が棲むために開けたものだという。
そして、石室よこには東京砲兵工廠銃砲製造所のボイラー(部品)と鋼製耐震煙突銘板があって(下の写真の右側)、かまぼこ型の石室覆屋より目立っていた。
なお、中央公園の北側は陸上自衛隊の十条駐屯地で、ランニングする女性隊員の姿もみられた。
<参考HP>
北区飛鳥山博物館>赤羽台第3号古墳石室