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下忍一里塚 しもおしいちりづか (行田市佐間3-27-3・一里塚・県指定) |
(2022.6撮影) |
さきに見学した佐間古墳群の案内板地図に掲載されていて、ちかくなので寄ってみた。 江戸幕府は街道の両脇に一里塚を設けたが、この下忍一里塚は日光裏街道沿いに東側だけが残っていて、高さ2.1m、径4.6m。工場の敷地内に保存され、案内板もあって円墳のようだ。 一里塚には、行き交う旅人が休憩時に日光や風を避けられるように木が植えられている。写真の大木は榎で、高さ9mを誇る往時のものである。 日光裏街道は箕田追分(鴻巣市)で中山道に別れを告げ、現存する石田堤、この下忍一里塚を経て、川俣関所で利根川を越え群馬県の館林に向かう。 なお、この一里塚は旧下忍村・埼玉村・佐間村の堺にあり、現在の住所は佐間だが、行田市遺跡地図に掲載されている下忍一里塚とした。 <参考HP> 行田市>一里塚 |