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愛宕塚古墳 あたごづかこふん
(下野市国分寺1379-1・前方後円墳・県指定)
愛宕塚古墳(下野市)
(いずれも2019.4撮影)
下野市の観光ガイドでは、国分寺愛宕塚古墳とされている。愛宕とつく古墳は多くて、差別化のためかな。そして、現地ではどういうわけか道路脇の鳥居を見逃してしまい、ちかくの古墳を見学したあとで訪れた。

愛宕神社(下野市)愛宕神社(右の写真)の境内の、本殿うらにある前方後円墳で、案内板では全長78.5m、2段築成の6世紀終わりの築造である。
最近の調査でも埴輪は見つからず、昭和3年、神社の社殿改築のときに須恵器の器台やハソウが出土している。
案内板では文末に、周辺古墳の築造時期を並べている。
摩利支天塚古墳琵琶塚古墳吾妻古墳甲塚古墳→愛宕塚古墳(この古墳)→山王塚古墳丸塚古墳で、はじめの3つは大型古墳で国指定だ。
大きな写真は前方部から祠のあるくびれ部、後円部を望んでいる。右の建物は、墳丘を少し削って建てられている社殿。主体部は前方部のくびれ部寄りにあるようだが、調査していない。

コウヨウサン(下野市の愛宕神社)以下、余談。社殿のまえには、クリスマスの飾り物によさそうな松ぼっくり?がたくさん落ちていた。
帰宅後に調べてみたら、コウヨウサンの球果であった。
<参考HP>
下野市>愛宕塚古墳