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摩利支天塚古墳 まりしてんづかこふん
(小山市飯塚・前方後円墳・国指定)
摩利支天塚古墳(小山市)
(いずれも2019.4撮影)
国史跡摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館からしばらく歩けば菜の花畑の向こうに、後円部の墳頂に建つ摩利支天社が見えてくる。写真は左てまえの後円部から、右奥の前方部方向を眺めている。

摩利支天塚古墳の前方部鳥居、頭にツボを載せた人物埴輪(小山市)摩利支天社も大きいが、古墳自体も斜め向かいの琵琶塚古墳と同じく大型の前方後円墳だ。
前方部上り口てまえの鳥居ちかくにあった案内板では全長117m、前方部の幅75m、高さ7m、後円部の径70m、高さ10mで、5世紀末から6世紀初頭の築造だという。一部は切られたとはいえ、墳丘上にもたくさんの木々が覆っているので、枝の落下注意を呼びかける看板もあった。

帰りは後円部を下ったが、急なので足元注意! 前方部の階段に戻ったほうがよいかも知れない。また、周堀の幅は20mを超えて意外に広く、ケマン?も咲いていた。
墳丘に並べられていた円筒埴輪は、資料館に展示してある。そして、発掘調査報告として頭にツボを載せた人物埴輪もあった。