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七日市7号墳 なのかいちななごうふん
(富岡市七日市・円墳・市指定)
七日市7号墳(富岡市)
(2021.10撮影)
北山茶臼山古墳から始めた安中市の古墳巡りを、5基目の七日市7号墳で終わりにしたい。
この円墳の墳頂には高さ4.5mの御宝塔(写真の左端)が建っているので、場所はわかりやすい。裾にはゴミ集積所があって、ネギも植えられていた。

御宝塔は宝篋印塔(ほうきょういんとう)のかたちで、七日市藩の初代藩主・前田利孝(としたか)の供養塔である。利孝は、前田利家の五男になる。
ちかくには前田家御寶塔(七日市7号古墳)と書かれた、標柱と案内板がある。案内板は文末で七日市7号墳に触れて、ここは七日市藩の陣屋の石垣にあたり、古墳時代後期に築造された径30mの円墳でもあると述べていた。
なお、陣屋跡はいま、お隣の富岡高校になっている。