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笹森古墳 ささもりこふん
(群馬県甘楽町福島1350-1ほか・前方後円墳・県指定)
笹森古墳(群馬県甘楽町)
(いずれも2022.10撮影)
笹森稲荷神社、東側の駐車場に駐めたら、案内板は後円部の上り口にあっても、昭和62年の設置で読みづらい。
全長100mほどで、前方部幅65m、後円部径60mで、高さは順に9m、8mで大差は無い。両袖型の横穴式石室の全長は16mで、6世紀後半の築造。(下記、甘楽町のHPとは数値がすこし異なっている。)
南の墳丘は笹森稲荷神社の社殿によって変形しているが、北側の状態はよい。上の写真も北側から墳形がわかるように撮ったもので、右が前方部、左が後円部である。

笹森古墳の横穴式石室(群馬県甘楽町)事前の調べでは、石室は赤い鳥居の下に開口とわかっていた。ただ、境内は広く辺りには小さな赤い鳥居がたくさんあって、北側につい足を踏み入れたら、まったく見つからない。
前方部のある西側で、農作業をされている方に「石室へは階段を下りずに、まっすぐ行ってみて下さい」と教えていただく。神社の正面からは、赤い門を潜ってすぐ右側である。右上の写真では左奥に門、右手前に鳥居下の開口部である。
開口部は木の柵で保護され、長い石室の奥壁までは写せなかった。石材は案内板では凝灰岩質砂岩の自然石。
なお、笹森古墳は福島町1号古墳で、2号古墳が天王塚古墳である。
<参考HP>
甘楽町>笹森古墳