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普賢寺裏古墳 ふげんじうらこふん
高崎市綿貫町堀米西1560-1・前方後円墳)
普賢寺裏古墳(高崎市)
(いずれも2019.3撮影)
綿貫観音山古墳の管理事務所には普賢寺裏古墳への道順が貼ってあって、ちかくの綿貫町堀米内1547所在古墳(後述)に寄り道をしてから向かった。こちらからだと、普賢寺の境内をお邪魔することなく見学できる。

ネットでの下調べでは、木々ほかが繁茂して墳形がわからない写真が多く掲載されていた。見学日には木々の多くが切られ、全長77mの前方後円墳の墳形をはっきり確認できた。
5世紀半ば、綿貫古墳群で最初に築造され、主体部は未調査のため不明。後円部が二段築成で、前方部が一段という。写真は普賢寺側の前方部から後円部を望んでいる。木々がまだ残る後円部の墳丘には、なぜかゴルフゴールが大量に捨ててあった。そして、前方部はすべて伐採されたと見えたのに、河津桜の苗木が植えられていた。

綿貫町堀米内1547所在古墳 わたぬきまちほりごめうち… 
綿貫町堀米内1547所在古墳(高崎市)住所がそのまま古墳名になっているとは…、なんら特徴のない古墳なのか。
墳頂には、小さな石祠がある。墳形ほか、なにもわからないが、石祠のおかげで辛うじて残存しているようだ。
写真をみても、左側は削平されていて、おが屑のようなものが捨ててあった。