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ダイナマイト碑 
(高崎市綿貫町992-1 群馬の森)
ダイナマイト碑(高崎市)
(2019.8撮影)
群馬の森は北の原子力研究所、南の日本化薬(株)に挟まれ、この一帯は東京第二陸軍造兵廠岩鼻製造所の跡地だ。
当日の目的はおもに歴史博物館で、開館時間の30分まえに着いてしまった。時間に余裕があって、敷地内のダイナマイト碑をさきに見学する。早朝のせいかジョギングやウォーキングをする人たちが多く木立の下の、ヤブミョウガやヤブランを愛でながら碑に向かった。

昭和48年に建立された碑は「我が国 ダイナマイト発祥の地」と刻まれ、裏面に明治13年に岩鼻火薬製造所の建設に着手、明治15年竣工し黒色火薬の製造を開始、明治38年にダイナマイトの製造を開始、そして昭和7年にはニトログリセリン入り無煙火薬の製造を始めたと述べられていた。
なお、群馬の森には尾根筋がいくつも通っていると思っていたが、これは爆発事故を最小限に抑える土塁らしい。そして、東京砲兵工廠銃砲製造所陸軍造兵廠川越製造所の境界杭の記事も併せて参照して下さい。
  <追記>
翌年、群馬の森を訪れたときに、新たな写真を撮った。
右上の写真は、土塁に穿たれたコンクリート製のトンネルで、通路として利用されたのだろう。いまは格子があって、通行できない。
右下の写真は、往時の建物と思われる。ダイナマイト碑のちかく、駐輪場のうらにひっそりと佇んでいた。
<参考HP>
高崎市>第22回岩鼻火薬製造所と軽便鉄道




東京第二陸軍造兵廠岩鼻製造所の土塁、建物(高崎市)(いずれも2020.10撮影)