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東京砲兵工廠銃砲製造所 
とうきょうほうへいこうしょうじゅうほうせいぞうしょ

(東京都北区十条台1-2-1 中央公園内)
東京砲兵工廠銃砲製造所のボイラー(部品)、鋼製耐震煙突銘板(東京都北区)
(いずれも2019.1撮影)
本来の目的は古墳の石室であった。北区の中央公園に移築された赤羽台第3号古墳石室を見学するため、埼京線の十条駅に降り立った。この辺りは旧日本陸軍の東京砲兵工廠銃砲製造所(以下、製造所)の跡地で、各所に遺跡が見られた。

東京砲兵工廠銃砲製造所の航空写真、レンガ塀(東京都北区)中央公園に向けてまず線路沿いに歩いていたら、十条富士見中学校に製造所のレンガ塀があった。
右上の写真は案内板から撮った航空写真(昭和22年8月)で、右下がレンガ塀だ。塀は遺跡として補強されている。
案内板によればこの製造所は日露戦争を戦っていた明治38年、小銃弾薬の増産のために、いまの東京ドーム辺りから移転してきたレンガ造りの工場群だ。
埼京線が走っている塀の向こう側を確認したら、片面はレンガではなくコンクリートだった。ちかくのベンチも、レンガの壁が背もたれとして利用されている。

中央公園にようやく辿りつき、文化センターへ。センターよこに製造所のボイラー(部品)と鋼製耐震煙突銘板があり、赤羽台第3号古墳の石室より目につきやすい(上の大きな写真)。
煙突銘板には「東京芝浦製作所製 明治三十八年九月竣工」と記載されている。そして、案内板には十条自衛隊の施設建替時に解体され、ここに保存したと述べられている。

東京砲兵工廠銃砲製造所の倉庫(現中央図書館、東京都北区)陸上自衛隊の十条駐屯地にそって王子に向かっていたら、煉瓦づくりの建物に行き当たった。正面に回ってみれば中央図書館だった。愛称は「赤レンガ図書館」で、一部は製造所の建物だった赤レンガ倉庫を改築したものだ。