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四方原山・茂来山 
よもっぱらやま・もらいさん 
2010.10(6時間50分☆☆会)白岩バス停→四方原山登山口→四方原山→赤羽の頭→茂来山→こぶ太郎→茂来山登山口→霧久保橋→貯木場跡

四方原山・茂来山 山の会が用意したマイクロバスを利用して、佐久地方の四方原山〜茂来山の縦走だ。
白岩バス停で下車し、林道を1時間ほど歩いたら四方原山登山口に着く。自家用車なら入れる道幅だが、すれ違うスペースはあまりない。ここから沢沿いの登山道に入る。
かすかな踏み跡を辿り、昨日の雨で水かさの増した沢を何度も徒渉する。沢は荒れていて、苔に被われた石と多くの倒木で歩きにくい。水はしだいに枯れて、傾斜は急になり、ジグザグに登れば広い稜線にでる。一等三角点のある四方原山山頂は、林に囲まれていた。

四方原山から茂来山までは藪こぎを覚悟していたが、一部を除いて笹は刈ってあった。尾根上の縦走路は、アップダウンも多い。尾根が入り組んでいるところもあり、テープや木に付けられたペンキに注意しながら歩いた。
尾根はまっすぐ続いているのに2カ所、左に方向を変えるところがあって、漫然と歩いていたら間違えてしまう。登山道には、キノコがたくさんあったが、知識がないので採らなかった。

茂来山に着いたら、辺りは霧で展望はまったくない。晴れていれば、南北のアルプスや八ヶ岳、浅間山、そして西上州の山々が見えるはずだった。山頂では写真だけ撮って、霧久保沢に向けてジグザグの急坂を一気に下りた。
そして、山行中は土曜にもかかわらず、誰にも会わなかった。