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表妙義(中間道・大の字 )おもてみょうぎ 
2008.4(5時間50分☆☆個人)中之岳神社→中間道→大の字→妙義神社→中之岳神社

表妙義(中間道・大の字 )の地図中之岳大駐車場では、ツアー登山者たちが準備体操に励んでいた。
バス2台で、50名はいるだろう。人気の山なのだ。しかも、さくらの里はいま満開を迎えている。

大砲岩を望む第四石門、本読みの僧、大の字妙義山には石門をはじめ、面白い岩がいっぱいある。台場に固定された「大砲岩」(上の写真、第四石門の穿たれた空間に見える。)、「本読みの僧」(中の写真)は実物そっくりだ。
岩の姿かたちに感心していたら、妙義神社からの登山者たちと擦れ違う。キケマンなる植物を教えてくれたのは、そんなツアー登山の一人だった。
妙義神社へは直行しないで大の字(下の写真)へ寄り道だ。さすがに中間道を外れたら登山者はいないよ、そう思いながら登っていくと大の字あたりに数人みえる。辻てまえの、カニの横ばいでは緊張を強いられた。同行者はクサリにカラビナを付けて移動している。
「ドコヘ行キマスカ?」「大の字」「アト、スコシ」…青い目をした若者3人、大の字から下りてきたのだ。話しが通じたと喜ぶが、彼らの日本語がうまいだけだった。大の字は3mほどの白い鉄板でできていた。
巨大な、黄色い布袋様のある中之岳神社とちがい、妙義神社の広い境内には厳かな雰囲気が漂う。振り返るとシダレザクラごしに、白雲山中腹の大の字がみえた。

復路の前半はムラサキケマンが咲く車道歩きで、金鶏橋から一本杉までは登り一本の登山道だ。「妙義山登山まっぷ」では登り45分、下りは25分。この周回コースは妙義神社を起点としたほうが、あとが楽である。