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雨飾山 あまかざりやま 2012.9(6時間45分☆☆会)雨飾高原キャンプ場→荒菅沢→笹平→雨飾山→笹平→中ノ池→雨飾温泉 |
今回の、会の山行は雨飾山だ。関東からマイクロバスで4時間半、南の小谷温泉側から登って北の雨飾温泉に下りるルートだ。 雨飾高原キャンプ場の駐車場は、8時半にすでに満車だった。溢れた車は路上だ。 キャンプ場から雨飾山までは4.4キロ。距離400mごとに11分のいくつと標識があるので、自分の位置が分かって励みになる。 荒菅沢は1週間前に見たネットの山行記録では雪渓を歩いていたが、もうすっかり消えていた。 荒菅沢からは雨飾山の荒々しい岩壁が見える。ここから笹平までは急登で、徐々に展望も開けてきた。そして、朝早く登った人たちが続々と下りてくる。若者と中年夫婦が多い。尾根に登り上げたら、笹原の向こうにこんもりした山頂が見えてきた。 雨飾温泉への分岐を過ぎたら、お花畑が拡がっていた。 白のウメバチソウ、イブキトラノオ、紫のトリカブト、タムラソウ、黄色のアキノキリンソウ、オトギリソウ、桃色のハクサンフウロ、シモツケソウ、薄紫のマツムシソウ、ヒメシャジン、そして子供の握り拳ほどのオヤマボクチもあった。 山頂は双児峰で、北峰には4体の石仏と祠、南峰には標識や三角点、祠がある。 南峰でゆっくり昼食休憩をしてから、雨飾温泉へ向けて下山を始めた。ロープや梯子もある急坂を下りるが、足元の石に苔が付いて滑りやすくゆっくり歩いた。 雨飾高原キャンプ場からの登山道に較べて、展望も無く湿って薄暗い感じがした。ピストンなら、キャンプ場からが変化に富む山行を楽しめるだろう。 関東への帰路に時間がかかるので雨飾温泉では湯に入らず、マイクロバスのなかで着替えだけして出発した。 (写真は、荒菅沢から見上げた雨飾山の岩壁。花は左からイブキトラノオ、コゴメグサ、トリカブト、マツムシソウ。) |