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気になる山小屋 |
霧ヶ峰にある山小屋から、コロボックルヒュッテとヒュッテみさやまを。 観光道路(ビーナスライン)の開通によってか、周囲は白樺湖を中心に一大リゾート地を形作っていて 、車を降りて手軽に行ける距離にある。 観光地では、山小屋が持つ役割を果たしていけるかな。 宿泊するにしても、周りのホテルやペンションのほうが快適だろうが、近くて山小屋の雰囲気を味わえると意外に人気なのだ。 (1996.7撮影) コロボックルヒュッテ(左写真) 車山肩にある。ニッコウキスゲのシーズンに訪れたら、黄色の海に浮かんでいた。まるでメルヘンチックな喫茶店のようだ。 ヒュッテみさやま(右写真) 八島高原にあり、観光客のほかに林間学校の学生さんが群れていた。手軽なハイキングコースの、お休み処といった感じだ。 一杯水避難小屋 (1996.12撮影) 雲取山へと続く長沢背稜にある。この一杯水避難小屋はトイレ付きのうえ、かまど、薪までが用意してあって、「泊まってください」と誘っている。もしかしたら、山仕事をする人の定宿かもしれない。 水場が近くにあるが、当日は枯れていたのでご注意を。 くろがね小屋 (1997.8撮影) 安達太良山では、火山性ガスによる死亡事故があった。火山は危険をもたらすが、恩恵もあるだろう。この、くろがね小屋は温泉付きだ。また左の写真を見て分かるように、太陽パネル付き。 自然の恵みを活かしている山小屋といえる。 従業員もたいへん親切で通りすがりの登山者に、快くオトイレを使わせてくれた。 なお、安達太良山の気象の激変にはビックリだ。下は晴れていたのに、頂上付近は小石も飛ぶ嵐だった。 鉄山避難小屋 (2011.6テルゾウ撮影) 十数年ぶりの安達太良山。前回、強風のため訪問を断念した鉄山避難小屋だけど、やはり丈夫な造りだ。コンクリとトタンで覆われ、扉は鉄製だ。内部は板張りの床できれいに使われていた。 窓には貼り紙がしてあって、「冬季用出入り口(他の窓も全部同じです)」につづいて開閉方法が書かれていた。 ただ、オトイレや水場がなくて、辺りにはおウンチの臭いが漂っていた。 焼岳小屋 (2009.9テルゾウ撮影) 百名山ゆえに、登山者のトッテモ多い焼岳の、頂上から焼岳小屋の屋根が小さく見える。そして、たまたまいた従業員が嘆いていた。「頂上にはこんなに人がいるのに、小屋に泊まってくれる人はなぜ少ないの?」 日帰りするか、上高地に泊まる登山者が多いからでしょう。山小屋の経営はタイヘンだ。 せめて飲み物販売に協力してあげよう。そして、ポッチャンでもオトイレを利用したら、100円のカンパを。 |