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上野３号古墳　うわの３ごうこふん （群馬県吉岡町小倉・円墳）

（いずれも２０２1．１２撮影）

上野３号古墳は夫婦石東古墳からちかく、１００ｍも離れていない。なにか作業をしているらしく、通行止めは困ると思っていたら、道路の規制は無かった。 この上野３号古墳は吉岡町側にあって、作業は道路を挟んだ渋川市側で行われていた（写真の上部には、オレンジ色のフェンス・ネットが写っている）。 径１０ｍほどの円墳というが、現状はそんなには大きくはない。冬枯れの林のなかにあって、回り込んだ南側に、小振りな横穴式石室が開口している。写真の白いところは、注ぎ込んだ太陽光である。 そして、案内板も無くて、上野３号古墳についてはこの程度しか書けない。 見学を終えて作業現場をよく見たら、古墳の発掘調査をしているではないか。子細は省くが、発掘を委託された責任者からの撮影許可は出なかった。快く対応してくれる場合もあるが、仕方ない。 ただ、発掘は佳境に入っているようで、役所の関係者が現場に不在でよいのだろうか。