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梅塚古墳 うめづかこふん (行田市埼玉 さきたま古墳公園内・円墳) |
(人物埴輪2022.10、ほか2018.3撮影) |
上の写真は石田三成が忍城攻めの本陣を構えた日本最大規模の円墳・丸墓山古墳、下は金錯銘鉄剣が発見された稲荷山古墳で、ともに古代史に輝きを放っている。 2枚の写真を見てお気づき? てまえに低木(ツツジ)のまるい植え込みが写っているのを。 標柱には梅塚古墳とあるが案内板は見当たらず、情報は得られない。梅の木が1本立っているだけだ。そして、古墳跡と思われる同じような植え込みがあと2カ所あった。 <追記> 久しぶりに、さきたま史跡の博物館を訪れたら、さきたま古墳群の小円墳群コーナーが、常設展に新たに設けられていた。 小円墳群は二子山古墳の西に2基、稲荷山古墳の南、東にそれぞれ7基、4基あったがほとんど消失している(梅塚古墳は稲荷山古墳の南に)。 展示品のひとつ、人物埴輪「天冠をいただく美豆良の男子」は、垂れ目でなんとなく物悲しげな表情にみえる。5世紀末の製造で、古墳の築造年代を推定できたという。 |