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山王山古墳 さんのうやまこふん
(館林市当郷町丸屋敷1975-2・前方後円墳・市指定)
山王山古墳(館林市)
(いずれも2020.11撮影)
ツツジの咲くころは賑わう城沼の、北100mほどにある別名、郷谷村1号古墳。鎖が張られて立入禁止なのは、木々の一部に巻かれた青いネットに関係があるのだろうか。
もっとも、古墳マニアのような物好きでも、躊躇する伸び放題の雑草だ。下段の写真は裏の墓地側から撮ったもので、墳形はわかる。

案内板は郊外の渕ノ上古墳と同じように黒木の板に白文字で書かれ、雑草で隠されているところもあった。
昭和59年の調査で全長47m、後円部径37m、高さ5mと確認され、金環、刀10口が出土し、一部がとなりの善長寺に保管されている。埴輪片から6世紀後半から7世紀初頭の築造。