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高林西原公園古墳 たかはやしにしはらこうえんこふん (太田市高林西町・円墳) |
(人が乗る裸馬埴輪2019.8、ほか2018.7撮影) |
西原公園にある直径20mほどの円墳だ。周囲を板で土止めしてあって、ほどよく植えられた木々が日陰をつくっていた。小さなお山は子どもたちには格好の遊び場ではないか、西どなりには幼稚園がある。だが、案内板もなくて詳細は不明である。 ただ、北向かいの県立がんセンターにあった案内板によれば、この辺りにはいくつかの古墳群が高林古墳群を形成していて、7基の帆立貝形古墳と80基を超える円墳があるという。案内板から撮った地図の左上、古墳群から少し離れて朝子塚古墳がある。 がんセンターの敷地内にあった、東毛養護学校の体育館を建設するときに、「人が乗る裸馬埴輪」(太田市指定)が出土している。人が乗っている馬形埴輪は珍しく、まるで小学生がランドセルを背負って乗馬しているように見える。 実際にはランドセルではなくて、矢筒の靫(ゆき)である。実物は、がんセンターのロビーでどうぞ。(右の写真は、群馬県立歴史博物館の企画展に出展された際に撮ったものである。) <参考HP> 太田市>高林西原古墳群出土の埴輪人が乗る裸馬 |