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愛宕山古墳 あたごやまこふん (前橋市総社町総社1763・方墳) |
(いずれも2017.10撮影) |
総社古墳群では総社二子山古墳のつぎ、7世紀前半に築造されたのは愛宕山古墳だ。 古墳群ではじめて登場した方墳は、手前に小さな墓地があって、あまり整備されていないように見える。野生動物、たとえば熊の巣のようでもあり、独特の雰囲気を醸し出していた。 横穴式石室の開口部は狭いので、内部に入れないと思っていた。「地震の際は即退室するように」促す注意書きがあったので、地震がなければ入ってもOKと理解する。屈んで少しずつすすむと、内部は立てる高さだった。 総社地区史跡愛存会が設置した案内板によれば、玄室の高さは余裕の2.91mである。 安置されている刳抜(くりぬき)式家形石棺は、凝灰岩をくり抜いたもので、蓋の下に開けられた半円の穴は後世の盗掘者がくり抜いた跡といわれる。 <参考HP> 前橋市>総社・清里の文化財を訪ねて |