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観音山古墳　かんのんやまこふん　　　　　 （群馬県榛東村新井判塚2647・円墳）

（いずれも２０１９．１２撮影）

道路から奥まったところにあるので、場所がわかりづらい。通りがかりの方に尋ねても、ご存知でなかった。 たまたま入った小道を左に折れてみたら、冬でも青々とした小さな林に行き当たって、石室の天井石らしきを運よく見つけられた（上の写真）。 横穴式石室は、径７ｍの小さな円墳にしては立派なものだった（左の写真）。案内板は無いが、石室手前には長久保古墳群にあるような小さな標柱があり、「榛東村古墳第」の次に「一」と漢数字で、黄色のペンキによって描かれていた。（帰宅後、『群馬県古墳総覧』で確認したら、やはり榛東村１号墳だった。） そして、石室の反対側に回り込んでみたら、こちらがいまは表側なのか、石灯籠や石碑がいくつかあった。