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八幡山古墳 はちまんやまこふん (太田市大島町1129・前方後円墳・市指定) |
(いずれも2019.3撮影) |
八幡山古墳への上り口には駐車スペースがなく、ちかくのセブンイレブンを利用させてもらった。道路沿いには、「八幡山古墳100m」の横書き看板がある。100mは八幡山を上る距離なので、いままで訪れた古墳のなかでは最たる大変さで、石段は崩れて安定しないところもあった。 案内板から撮った、左の実測図では前方部から南に向かう階段が示されている。 案内板によれば、八幡山の山頂を利用して4世紀末から5世紀初頭に築造された前方後円墳で、全長は80mほどである。山頂にある古墳は、前橋市の九十九山古墳を見学している。 そして、後円部の墳頂にたつ大島八幡神社社殿(左中の写真)の踏み石には緑泥片岩(左下の写真)が、葺石には溶結凝灰岩が使用され、竪穴系の組合せ式箱式石棺ではないかと述べている。 後円部の背後にも山の稜線は続いていて、片側が切れ落ちた斜面には太陽パネルが設置してあった。 帰路は南の階段ではなく、赤い鳥居のある北側に降りたら、滑りやすい山道だった。八幡山古墳を訪れるには、しっかりした足ごしらえが必要でしょう。上の大きな写真はセブンイレブンに戻る際に撮ったもので、黄色い逆三角形のところが社殿で、前方部は低い。 <参考HP> 太田市>八幡山古墳 |