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西山古墳 にしやまこふん
(太田市藪恍ャ3519-1・前方後円墳・県指定)
西山古墳(太田市)
(いずれも2018.3撮影)
西山古墳石室(太田市)いまではトレランの大会も行われる群馬県の八王子丘陵。西山古墳は藪塚温泉に伸びる支脈の先端部、標高110mほどにあって、藪塚温泉は新田義貞の隠し湯ともいわれる。

階段を登って丘陵の尾根道に取り付く。古墳までは80mの山道で、夏は草いきれと虫に悩まされるだろう。
6世紀末に築造された全長34mの前方後円墳は、横穴式石室をもつ。羨道をコンクリで補強するときの調査で、埴輪は発見されたが、葺石はなかったという。
思うに、開口部うえの看板のような「改修 西山古墳 昭和35年7月」の大きな文字は要らない。そして、標柱にある藪塚湯之入は地名のほか湯之入古墳群を表しているのかな。
<参考HP>
太田市>西山古墳