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武者塚古墳 むしゃづかこふん (土浦市上坂田1153・市指定・方墳) |
![]() (いずれも2024.12撮影) |
耕作地に周りを囲まれて、洒落た建物が目立っていた。棟上に千木を置いている建物は、埋葬施設を保護する覆屋である。窓枠には金網が張ってあったが、網の目が細かく、カメラのレンズを差し込めないので金網が写ってしまう。下段右の写真である。 左の写真は案内板と覆屋の間に、170m北方から移設された、武者塚2号墳の箱形石棺。 武者塚古墳は昭和58年に発掘調査されたが、すでに墳丘は無く平らだったという。 案内板は劣化していても、なんとか読めた。小玉、勾玉など貴重な遺物が出土し、なかでも美豆良の頭髪まで現存していた。美豆良の実物が発見されたのは初めてで、ヒゲもあったという。(幼児1体を含めた6体分の人骨も確認されている。出土品は国指定の重文で、古墳は市指定である。) 7世紀築造の方墳で、1辺は20数m。この武者塚古墳の埋葬施設は変わっている。ふつう横穴式石室は地上で横から入るのに、武者塚古墳では地下にあるので前室の蓋石(天井石)を外して入るようになっている。案内板では、箱式石棺と横穴式石室の折衷としている。なので、墳丘はもともと低かったようだ。 そして、案内板は「これらの出土品は上高津貝塚ふるさと歴史の広場に保管」と述べていた。美豆良見たさに歴史の広場を訪れても、出土品は展示されず、いくつかの説明パネルが架かっていただけ…、保管の意味をよく考えれば良かった。 <参考HP> 茨城県教育委員会>茨城県武者塚古墳出土品 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 考古資料館>武者塚古墳展示施設 |