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虚空蔵山古墳 こくぞうやまこふん
行田市小見1043・前方後円墳)
虚空蔵山古墳(行田市)
(2018.3撮影)
虚空蔵山古墳は行田バイパスを挟んで、小見真観寺古墳の斜め向かいにある。墳頂のお堂には、虚空蔵(こくうぞう)菩薩がまつられている。古墳名は「こくぞう…」と、はじめの「う」が入らない。なお、写真では見えないが裾に諏訪神社の祠もあった。

後円部は道路工事で削られて、前方部の墳丘の一部が残っている。かすかに読めた案内板によれば推定墳長は約60mとされ、現存する墳丘は東西26m、南北約19m、高さ約3mである。周溝内からは豊かな胸の、笑っている女性の埴輪も出土した。
案内板のシミは保護しているプラのなかに雨が入り込んだ跡で、脇の立て札は虚空蔵菩薩の説明である。そして、裏からも撮影しようとしたら、民家の庭でさすがに遠慮しました。