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太子古墳 たいしこふん
(かすみがうら市安食734-1・前方後円墳・県指定)
太子古墳(かすみがうら市)
(いずれも2024.12撮影)
富士見塚古墳群を見学して、ちかくの太子古墳に寄ることにした。道路脇の看板「県指定文化財 太子古墳」の矢印に導かれた、太子古墳は生け垣に囲まれた横穴式石室があるだけで、封土は無かった。全長60mの前方後円墳は削平されてしまった。(生け垣の影で見づらいですが、写真の右下に石室の開口部。)

案内板を確認すれば、県指定は「玄室左右の壁面に朱の丸紋が多数描かれている装飾古墳」だからと読める。
太子古墳の横穴式石室(かすみがうら市)冬なのに強い日差しのせいか、両壁の丸紋は確認できないが、光線の加減で見えるかも知れない。そして、全面に朱が塗られていた奥壁には、かすかに朱は残っているようだ。
図は案内板から撮って、上の題は「発見当時の朱の丸紋」、下が「石室実測図」である。
案内板の庇の影で、図の上部が黒くなってしまった。写真の、床の白い部分は日差しだ。
なお、石室が発見されたのは明治23年。全長3.86mの横穴式石室からは2体の人骨、銀環、直刀などが出土している。古墳時代後期、7世紀前半の築造である。
<参考HP>
かすみがうら市歴史博物館>太子古墳 茨城県教育委員会>太子古墳