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金井古墳 かないこふん (渋川市金井上ノ平2501・円墳・市指定) |
(いずれも2018.9撮影) |
虚空蔵塚古墳と同じ日に見学するため、3月には現地を訪れた。金島小学校南の山道を進み、ある地図どおりに斜めに折れた。そして、あるはずの古墳が見つからず、電気柵で囲まれた畑の周りを彷徨ってやむなく引き返した。残念! いままで近くまで行って見つからなかったのは、この古墳だけだ。山中なので、目印になる建物も尋ねるべき地元の方も存在しない。 夏場の今回は野生動物と出会いたくないので、山登り用の熊除け鈴を念のため持参した。 問題の斜めの道は入らずさらに進んで、十字路に立つ道標の案内(右上の写真)に至った。道標から右にいけば矢印のある案内(左上の写真)があって、坂を登り詰めると念願の金井古墳だった。 雑草が繁茂し、崩壊をくい止めるためか一部がコンクリで補修してあり(上の大きな写真)、須恵器、武具などが出土している。 案内板では、直径14mの円墳は榛名山の噴火によって堆積した軽石層を切り開いたものだという。虚空蔵塚古墳では軽石が古墳の時代判定に役立っていたが、金井古墳は7世紀末の築造である。 <参考HP> 渋川市>旧渋川市地区の指定文化財 |