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古室山古墳 こむろやまこふん (藤井寺市古室2・前方後円墳・国指定) |
(いずれも2020.2撮影) |
実は、仲津山古墳(仲津姫命陵)の拝所ちかくに来たら古室山古墳の全貌が見えたので、前方後円墳らしい姿を撮っておいた。運よく全長150mの前方後円墳を収められた。 上段の写真がそれで、左が後円部、右が前方部である。天皇陵と違って、柵などで囲まれていないので、墳丘を上ったら爽快な気分。展望もよかった。 後円部墳頂の板状石材の散在から、竪穴式石槨ではないかと案内板はいう。東側のくびれ部には造り出しがあって、3段築成のテラスに円筒埴輪列が残っている。4世紀後半の築造は古市古墳群でも古い。 案内板のある後円部裾では、紅白の梅の花が咲いていた。下段右の写真で、左は案内板から撮った「後円部葺石検出状況(1986年の調査)」である。 <参考HP> 藤井寺市>古室山古墳 |