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栗原塚穴古墳（文武天皇陵） くりはらつかあなこふん（奈良県明日香村栗原・墳形不明）

（２０２０．２撮影）

キトラ古墳を後に、飛鳥駅への道を右に折れて栗原塚穴古墳に向かった。農村地帯にぽっかり浮かんだ、小さな森。拝所が望めて、レンタサイクルをこぐ足も軽くなる。 文武天皇は飛鳥岡で火葬されたと、続日本紀は述べている。先代は祖母の持統天皇で、初めて火葬された天皇といわれる。そして、墳形、規模などの情報は、調べても得られない。文武天皇陵を中尾山古墳とする向きがあるからかな。 ただ、天皇陵としては小振りで、田園風景に溶け込み好感がもてる。 ＜追記＞ 宮内庁のＨＰでは御陵名は檜隈安古岡上陵（ひのくまのあこのおかのえのみささぎ）。明日香村のＨＰでは檜隈安古陵（ひのくまあこのへのみささぎ）と「岡上」は無いが、径２８ｍ、高さ２ｍほどの円墳としている。 ＜参考ＨＰ＞ 宮内庁＞天皇陵＞檜隈安古岡上陵　明日香村＞檜隈安古陵