ホーム | 古墳 | 城郭 | 旧跡ほか |
足門寺屋敷古墳群 あしかどてらやしき… (高崎市足門町・円墳・市指定) |
(いずれも2020.6撮影) |
旧群馬町の古墳群である。お春名古墳の見学を終え足門寺屋敷古墳群に向かうも、迷ってしまった。目印のひとつにしていた上越新幹線の線路が無いのだ。そして、染谷川に沿う道を選んだら、運よく案内板のある古墳に辿り着けた。案内板から撮った地図では、現在地ちかくの寺屋敷d号墳である。 案内板は染谷川上流域の古墳は戦後の開発でほぼ消滅して、足門寺屋敷古墳群では3基が残るだけだという。『群馬県古墳総覧』ではf号墳とg号墳はあるが、べつの名前なのかd号墳は見当たらない。いずれも発掘調査されずに、築造は7世紀である。 d号墳は案内板もあって、墳丘を被う草の丈が短いので整備されているようだ。墳丘にはある程度の石が転がっていた。f号墳は「密集・密接に注意した公園利用をお願いします」との看板が設置してあるけど、こんな草ボウボウでは誰も利用しないのでは。脇に階段があり、墳頂に石がまとまってあるのを確認した。g号墳は草ボウボウを見ただけ。公園にしては狭くて、登り口もわからなかった。 そして、見学を終えてふと気づいた…、この辺りは新幹線は地下を走っている。 <参考HP> 高崎市>足門寺屋敷古墳群 |