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お春名古墳 おはんなこふん (高崎市足門町金井沢1367・円墳・市指定) |
(いずれも2020.6撮影) |
春名は「はんな」と読むが、ちかくの榛名山からではないか。道路から少し入ったところなので、路肩駐車が嫌ならちかくのセブン・イレブンを利用したらよいでしょう。 金古町72号古墳で、平成4年に発掘調査され、裾に設置してある案内板によれば、径15m、高さ3mの円墳は、横穴式石室主室の左壁に小型石室が直角に付いている。(案内板から撮った左の実測図参照、スケールは5m。)ただ、いま石室は埋め戻されているのか、確認できない。 築造は、6世紀前半から中葉。この時期、榛名山(二ツ岳)は2回の噴火をしていて、案内板ははじめの噴火の災害復興に尽力した長が埋葬者だとしている。墳丘の円筒埴輪のほか、石室からは玉、耳環、武具類が出土している。 ヒメジオンが咲き乱れる墳頂に上がったら、木の下には4等三角点が設置されていた。北側の墳丘には大きな石、よこの畑沿いにも数個の石があった。 そして、見学を終えセブン・イレブンで昼食用にサンドイッチとおにぎりを求めた。新型コロナ対策に、まだ外食を控えている。 <参考HP> 高崎市>お春名古墳 |